「ねずみが出た!!!!!」の巻


●前々からうちはねずみが出ていてそれに悩まされていた。いるのはどうやら一匹みたいなのだが、夜寝ているときに台所に出てきて、にんじんやらせっけんやらをかじっていくのである。母親はもう半分ノイローゼ状態で毎日毎日ねずみ掃討作戦を試せる限りのあらゆる方法で行っていた。その執念はビンラディンを、フセインを掃討するブッシュ大統領はこんな感じなのだろうかと思うほどだった。

と、なーんとなく私は他人事のように思っていたんですよ。で、最近はねずみが出入りしていると思われる付近(穴なんてないんですよ!なのに出入りしているのだ。)に接着剤のついたネズミ捕りをたくさん置いていた。そうしたら、今朝、それにかかっていたんですよ!

朝、ちょっと寝坊気味に起きたので割と急いだ感じで台所に来て、あやうくそのネズミ捕りの一枚を踏みそうになってしまって、「あ、そういえば置いてあるんだ」と思ってネズミ捕りシートに視線を落としたら。。。何か口から液体を流しながら、片足を上げてひくひくしているねずみが。。。(いえ、凝視はとてもできなかったので実際は違っていたかも。一瞥もしてない。半瞥くらい???)

もし、そのシートを踏んづけていたとしたら・・・

5回くらい朝から大絶叫してしまいました。

お母さん、あんな恐ろしいものと毎日格闘していたのですね。そりゃー半ノイローゼになりますね。よくわかりました。今まであまり協力的じゃなくてごめんなさい。ってもう捕まってしまったので遅すぎるのですが。。。

●それで、今の職場の話なんだけど、ちょっと大きめの会議があって色々な人たちが来ていた。そんなに全員の顔をしげしげと観察していたわけではないが、一人脂ぎったちょっと品のなさそうなおじさんがいた。いわゆる顔も体型もオヤジーーって感じの人。なんとなく聞こえてくる話とか聞いていても立ち振る舞いとか見ていてもいわゆる品のないオヤジって感じなの。で、わかったんだけど「ああ、この職場のメンバーにはそういうおじさんがいないんだよなー」と言うことが。

そこの職場は派遣の人を派遣会社に依頼する時にこの条件では見つからないかも(おじさんと男の人しかいないから)って派遣会社から言われて、もしかしたらなり手がいないかも、って思ったくらいだったらしいのですが。確かにおじさんって言うのが上記のようなおじさんが全員だったらそれはきついだろうなーと思った。けどねーー、みんな全然そういう嫌な感じのおじさんがいないんですよ。ロマンスグレーの優しそうなおじさんとか、愉快なおじさんとか、気楽な感じのおじさんとかそういうのなんです。最初きたころみんな親切だなあ、と漠然と思ったけど、今日その品のないおじさんを見てなんとなく認識した次第。とりあえず、おやぢとかオヤジとかじゃなくて、おじさまって感じなのよね。

●いやはや、人のご縁というかつながりのパワーってすごいなあ、と驚きの日々です。母親はそんな私にどうも男の影を探ろうとしているのか、何か私の行動にさりげなく探りを入れてきます。申し訳ありませんが、いろいろ妄想してください。もっと愛とは広くて深いものなのです。と、色々自分の中の考えが盛り上がってきたところで、もしかして私のこれからの人生の使命ってこれかなーーというのがあった。たぶんその推測は正しいんだと思います。